後書きとキャラ語り
(全体のテーマ、三人称で短編を書いてみよう!)
00 愚者 / 鉢屋三郎
幼馴染のちょっと元気な女の子の片思いと見せかけて実は両思いを書いてみました。すっごく楽しくて今まで短編の中では文字数が一番多いと多いと思いますうわあ。ツンツン三郎を書くのが楽しかったです!ちなみに最初に出てきた女の子は竹谷夢のヒロインちゃん、だったり。時期は二年の夏休み、シリーズ4作目。
01 魔術師 / 芥川慈郎
人を楽しくさせるような魔術師を連想して、彼を選択しました。設定が社会人なので普段の元気な彼とはちょっぴり違いますが大人びたセクシーさも垣間見れるような彼にしたかったのが本音。でもやっぱり最後はふんわりと彼らしく終わりました。
02 直感を信じたら、良い方向へと転がった(女教皇)
摂津のきり丸
03 暖かな気分にさせる、満ち足りた時間(女帝)
明智光秀
04 揺るぎない信頼(皇帝)
真田弦一郎
05 法皇 / 太公望
お題を見て、これは太公望だなと即決めました。齢百を超えるおじいちゃんにしか出来ないでしょう。現パロ、とは判断し難いかもしれませんが現代っぽいのでなんとなく。太公望とお風呂に入ったら目のやり場に困ると思います(^p^)
06 悔いのない判断を下せたら(恋人)
跡部景吾
07 戦車 / 潮江文次郎
戦車とお題そのものでこれは文次郎しかいないと思いました。現パロを書くのも楽しかったです。彼とは喧嘩腰で言い合えるようなヒロインがいいかな、と思ってこのような女の子に。今まではただの喧嘩友達だったけれど段々と女の子として意識していく過程の彼がかわいいなあと。戦車なのはどちらかというとヒロインになってしまいました。
08 力 / 長曽我部元親
逆トリネタをbsrでどうしても書きたかったので部分的に書いてみました。元親には身体的能力の力もそうですが、子供をあやす様な優しくて暖かい力があると思ってます。アニキなだけに。それに甘えて離れたくなくなってるヒロイン。実際に元親がやってきたら依存しそうだなあと思ってます。にしてもキャラクタのイメージでお題選んでるので全然いかせてないことに自分の能力の無さを感じます……。
09 隠者 / 仁王雅治
隠者は仁王のイメージぴったりでした。仁王は初めてというわけではないんですけど、難しかったです。ペテン師の口説き方がわかりません。そしてまたげろ甘い感じになってしまって後悔です。仁王はもっとさらっと甘いイメージなんですけ、ど!うん、難しいです。あ、あと仁王とブン太は結構つるんでるイメージなんです。柳生やジャッカルではなく。意外と気が合うんじゃないかなあって。
10 良くも悪くも運命的な事件(運命の輪)
六道骸
11 正義 / 食満留三郎
初めての食満夢でした。一度、他のキャラクターの小説内で彼を出したことはあるのですが、彼の夢をいざ書こうと思ったら恥ずかしすぎて顔から火が出るかと思いました。まあ内容もあれでしたけどね!食満はちょっとキザっぽいイメージででもそれが似合わない(笑)と思っているので、私のこの前提がもう酷いんですけど難しかったです。なにより甘ったる!
12 吊るされた男 / パトリック・アール・ネイサン
吊るされた男で浮かび上がったのが彼と竜崎。でもどちらがよりそれっぽいだろうかと思った時にパットの方がよりそうかなということで選びました。お話的には女看守さんとパット。終身刑ですから結ばれることは難しくて口にするのもプライドが邪魔をする。未来の見えない二人だけれど、小さな努力がいつか報われる時が来ると、いいなあって。
13 見切りをつけて、終わりにする勇気を(死神)
竜崎
14 節制 / 不破雷蔵
結構、長く付き合っている彼女のさりげない本音をテーマに書いてみました。雷蔵は優しすぎるんだよ、っていうのが実は悩みの種だったりするんです。最後の台詞を吐かせるのに相当苦労したというか甘過ぎて砂を吐きそうになりました。でも雷蔵がやってくれると思うとちょっとぽわんとしちゃう自分おつ!時期は二年の前期、シリーズ2作目。
15 悪魔 / 切原赤也
赤也を書いたことって実は初めてです。小説自体にも出したことが、ないんじゃないでしょう、か。タイトルと悪魔をイメージして書いたのでシリアス、混沌というなんとも形容しがたい話になってしまいました。赤也はすごく一人の人に囚われそうなイメージです。仁王の先輩風はもちろん私の好みです。しないだろうなって思いながらも書いてるっていう。
16 塔 / うちはサスケ
タイトルからこれはサスケだなと思いました。暗すぎる話が苦手なので、タイトルにふさわしいものが書けなかったように思いますが……難しかったです。サスケくんのどろどろとした夢小説が私は結構好きです。けど書くのは難しかったです。鬱に成りきれない。また幸せなサスケくんを書いてみたいなあと思ったりしてます。
17 星 / シリウス・ブラック
星、といえばシリウスという方程式が私の中で成り立ってます。シリウスは結構昔から大好きで、だけど個人的に書いたことがない人だったので今回このようにして書けてうれしかったです。けれど、私のイメージするシリウスはもっとすれてて子供っぽいかなと思いました。なんか違う、と。普段書かないキャラクターを書くのは難しかったです。
18 曖昧な状況が不安を生み出す(月)
平和島静雄
19 太陽 / 竹谷八左ヱ門
竹谷の太陽のような暖かさを出せたらいいな、と思って書いてみました。さりげない竹谷の優しさ、とか。竹谷→ヒロイン→久々知っていうのも書いていて楽しかったです。この五年シリーズの中で一番中心的な役割を果たしてたりも。この中に出てくる久々知の彼女は久々知夢のヒロインちゃんだったりもします。時期は二年の前期、6月頃。シリーズ3作目。
20 審判 / 尾浜勘右衛門
目指せ黒勘ちゃん!をテーマに書きました。甘ったるい空気が流れていても、その中にいろいろ渦巻いている、それが表面化した瞬間っていう感じで書いてたんですが。黒勘ちゃんというには聊か心もとない気もしますが、年上ヒロインを書くのも珍しいことなので楽しかったです!時期としては三年生に上がる前の春休み。シリーズ5作目。
21 世界 / 久々知兵助
難産でした。久々知を書くのはすごく難しいと悟った瞬間です。一番、青春メモリアルっぽい話になってしまいましたが、とりあえず久々知=陸上部=生足が書きたかっただけですすいません。途中で出てくる久々知が好きっぽいライバルの子は竹谷夢のヒロインちゃんです。時期としては一年冬。シリーズ1作目。
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